トップ診断について

医学チェック

副腎皮質機能低下症が疑われる場合は、朝の血液中のACTHとコルチゾールを測定し、負荷試験や画像検査、症状や治療歴などもあわせて診断します。行われる検査は、疑われる病型や患者さんの状態によって異なります。

原発性と続発性

副腎皮質機能低下症は、大きく「原発性」と「続発性」に分けられます。

原発性は、副腎そのものに原因があり、コルチゾールを十分につくれなくなるものです。続発性は、副腎に指令を送る視床下部や下垂体に原因があります。続発性は、さらに「下垂体性」と「視床下部性」に分けられますが、どちらなのか明確に分けられないケースもあります。

ACTHとコルチゾール

コルチゾールには日内リズムがあり、健康な方では朝に高く、夜に向かって低くなります。診断では、このリズムをふまえて、朝のACTHとコルチゾールを測定します。

負荷試験

ホルモンの分泌や副腎の予備能を調べるために「負荷試験」が行われます。代表的なものに、ACTH負荷試験、CRH負荷試験、インスリン低血糖試験(ITT)などがあります。どの検査を行うかは、疑われる病型やこれまでの検査結果などによって異なります。

負荷をかけたときのACTHやコルチゾールの反応をみながら、どのくらいコルチゾールをつくる力を持っているのか、視床下部・下垂体・副腎のどこに原因があるのかを調べていきます。

画像検査など

原因を調べるために、画像検査が行われることもあります。副腎CTで副腎の状態を確認したり、下垂体MRIで視床下部や下垂体、その周辺を確認したりします。

また、ステロイド薬を使っていたか、下垂体や副腎に関わる病気や治療を受けたことがあるかなど、これまでの病歴や治療歴も確認します。

こうした検査の結果やこれまでの経過をあわせて、病型や原因を判断していきます。

Medical Review

医学的な内容の確認について

この記事は、運営者が執筆し、医学的な内容について医師2名による確認を受けています。
確認にご協力くださった先生方に、心より感謝申し上げます。先生方のご負担やプライバシーに配慮し、お名前・所属は非公開とさせていただいております。

最終確認日: