レッドフォルダー
日本では「副腎不全カード」が広く使われていますが、記載されている内容は比較的シンプルで、主に病名や注意事項が中心になっています。一方で欧米では、それに加えて、服薬内容やシックデイ時の対応、緊急時の具体的な処置など、より詳細な医療情報をまとめて「レッドフォルダー」として保管しているケースが多く見られます。
レッドフォルダーの内容(例)
・診断名(副腎皮質機能低下症)
・現在の治療内容(コートリルの量・服用タイミングなど)
・副腎クリーゼ時の対応方法
・緊急時に必要なステロイド投与量
・主治医の連絡先
・医療代理人(意思決定者)
状況把握のための補足情報
・服薬している薬の一覧
・アレルギー情報
・既往歴
・クリーゼの履歴
・最近の入院・救急受診のサマリー(直近2〜3回分)
・最新の検査結果(コルチゾール・ACTH・血糖など)
・診断証明書
・ウェアラブルデータ(安静時心拍数や血圧のベースラインなど)
・配慮が必要な事項
家族・介護者向け指示
症状が悪化した場合:
- 意識がある場合 → まず経口のストレスドーズ
- 嘔吐や急激な悪化 → すぐにソル・コーテフ注射
- 119通報
- レッドフォルダーを持参または救急に渡す
119への伝え方:
「副腎皮質機能低下症で、副腎クリーゼの疑いがあります。ヒドロコルチゾンがすぐ必要です。」
副腎クリーゼ緊急対応情報(例)
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