シックデイの対応方法

2024年3月16日(土)に東京女子医科大学の弥生記念講堂で行われた市民公開講座シックデイの定義によると、基本は「2倍量」までという定義ですが、個人差があるそうです。ただ、どんどん飲み過ぎると良くないという事も強調されていました。

シックデイ

軽度の発熱疾患:2倍量
繰り返す嘔吐下痢:入院の上、経静脈的投与
重症疾患(敗血症・心筋梗塞・膵炎・重症外傷):ソルコーテフ8時間毎50mg静注 or 150mg/dayの持続点滴

手術

マイナー手術(抜歯・内視鏡検査):当日のみ2倍量
メジャー手術(腹部・胸部):ソルコーテフ8時間毎50mg静注 or 150mg/dayの持続点滴、その後2~3日で維持量へ減量

その他

妊娠:増量の必要なし(分娩時は2倍量)
運動:増量の必要なし(マラソンなどの激しい運動時5mg増量)
ストレス(試験・インタビュー):増量の必要なし※1

  1. 欧米では死別などの高ストレスは追加する指導に変更になっています

嘔吐下痢が繰り返す場合は入院が必要なので、なるべく早めに主治医に相談する事が重要です。

続発性のガイドライン2023年版には、感冒による発熱など、日常生活の中でヒドロコルチゾンの投与量を2~3倍と書かれている様に、高熱が出た場合は、結合されるコルチゾールの量が減り、遊離コルチゾールが約3倍に増えることで体を助けるため、3倍量まで服用しても問題ない※2とされています。

  1. コルチゾール結合グロブリン(CBG)の影響により、ヒドロコルチゾンの摂取量を3倍にしても、そのまま血中コルチゾール値が3倍になるわけではありません。そのため、欧米のガイドラインでは2倍量が目安とされており、「1日の2倍量を一度に飲む」よりも「24時間かけて2倍にする」ことで、より効率的にコルチゾールを活用できるとされています

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