副腎不全カード追記
携帯が必要な理由
副腎皮質機能低下症の患者は、外部からコルチゾールを補充することで日常生活を送っていますが、ストレス時や体調悪化時には、通常の補充量では不十分なことが多く、急激なホルモン不足の「副腎クリーゼ」になった場合は、緊急対応が必要です。
特に、意識を失っている場合や、自分で状況を説明できない時に、このカードが情報を伝え、命を守る手段となります。加えて、医療現場では副腎機能低下症や副腎クリーゼに関する認識が十分でないことも多く、通常の救命対応だけでは回復が難しい場合があります。
このような状況で、カードに記載されたコルチゾールの投与などの具体的な対応方法が、適切な治療を促し、命を守るための重要な役割を果たします。

入手方法
副腎不全カードは、病院やクリニックで入手できる場合もありますが、インターネットからダウンロードしてプリントすることも可能です。
補足版カード
倒れている時は副腎クリーゼかもしれないので、緊急手当が必要であるという部分も英訳したカードを作成しました。
I have Adrenal Insufficiency and am dependent on steroid therapy. If I am unconscious, it may be due to an adrenal crisis and require medical treatment ASAP. Please call an ambulance.(ネイティブチェック済)

また、救急隊員さんが副腎皮質機能低下症や副腎不全について知らないことも多いため、副腎クリーゼについての概要や副腎皮質機能低下症についての解説、診察が可能な病院リストへのリンクとQRコードも追加しています。
例えば、外出先や国内旅行で体調が悪くなった際に、搬送先の病院が決まらず待たされたり、対応が不慣れな場合もあります。皆様の協力で作成している病院リストが、こういった時にも役立つと思いました。
ダウンロードしてプリントできるデータを作成しています。ご希望の方はご自由にお使いください。
[PDF]切り取り線タイプ
[PDF]トリムマークタイプ
国際版の副腎不全カード
海外の医療機関が提供している緊急カードの一覧も紹介されていました。オランダのラドバウド大学医療センター(Radboud UMC)が公開しているページでは、各国・各団体が作成した副腎不全の緊急カードがまとめられています。
[PDF]国際版の緊急カード一覧