質問
就寝前に1錠頓服しても眠れたということは適量?
コートリルを夜に飲むと、多い場合は眠れなくなると聞きますが、眠る前の21時ごろに1錠頓服して眠れたということは、薬が余っていなかったと捉えていいでしょうか?その夜は眠剤も服用していました。
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その時間帯に、なぜ1錠も飲んだのかにもよると思います。もし、副腎クリーゼへ向かうような兆候があってのレスキュー対応なら、副作用の可能性があっても、必要な対応だった可能性は高いと思います。
一方で、コートリル10mgは「血中コルチゾールを10μg/dLにする薬」というより、飲んだ直後はもっと高く上がる時間帯もある薬なので、「日常の微調整」として毎回プラマイゼロを狙うような飲み方とは違う気もします。
たしかに、「夜に飲んで眠れなくなるかどうか」を、副作用や過量の目安として考える人はいると思います。ただ、その判断は「安定剤や睡眠導入剤を使っていない」が前提になると思います。
また、眠れたからといって「完全に不足していた=過量じゃなかった」とまでは言い切れず、体調・疲労・睡眠不足・その日の負荷など、他の要因もかなり影響すると思います。
いずれにしても、緊急時の対応としては妥当だった可能性はあるものの、習慣化するような飲み方ではないと思うので、主治医の先生と相談しながら治療計画を立てていくのが安心かなと思います。
結論から言うと、「眠れた=ピッタリ適量(余っていなかった)」とは一概に判断できません。 理由は以下の3点です。
・もしクリーゼの兆候など緊急時の服用であれば、血中濃度は瞬間的に跳ね上がります。「多少の副作用があっても必要だから飲む」のが頓服なので、ピッタリ適量だったかを不眠の有無で測るべきではありません。
・日常の適正量を評価するなら、1ヶ月単位などの「連続」で見る必要があります。その日たまたま酷く消耗していて眠れただけで、もしこの夜の服用を毎日続けたら、本来下がるべき夜間のコルチゾール濃度が毎日高くなってしまい、徐々に睡眠のサイクル(日内変動)が乱れて慢性的な不眠に繋がるリスクがあります。
・もし睡眠薬や安定剤を一緒に飲んでいた場合、コートリルが体内で余って交感神経が昂っていても、薬の力で強制的に眠れてしまいます。その場合「眠れたこと」は目安になりません。