ストレスドーズで副腎クリーゼを防げた夜
ストレスドーズで副腎クリーゼを予防できた日のことです。
その日は朝から、万全とは言えないコンディションでした。それでも周囲のペースに合わせて、終日動きました。途中で何度か「初期サイン」のようなものは出ていましたが、23時過ぎまでノンストップで予定をこなしました。
帰宅後は、強い不調というより、疲れと眠気がある程度でした。そのまま自然に眠りに入りました。もしかすると、健康な人のように少し無理ができるところまで戻ってきたのかもしれない。そんな淡い期待も、どこかにありました。
でも、深夜2時過ぎ頃に、突然の腹痛と吐き気で目が覚めました。
激しい腹痛と吐き気で、水を飲むことも難しい体感でした。意識が遠のくような感覚があり、全身から指先まで、強い倦怠感が広がっていきました。指の関節はこわばり、動かしにくく、痛みも少しずつ強くなっていきました。
腹痛と吐き気がひどく、何度か這うようにしてトイレに行きました。けれど、吐いたり、お腹をこわしたりするわけではありませんでした。水もスポーツドリンクも受けつけず、視界は暗く霞んでいました。自分ではもう手に負えない感覚が、どんどん強くなっていきました。
明らかに普段とは違う状態でした。救急も考えるところまで悪化した段階で、ようやく「副腎皮質機能低下症」と「コートリル」が頭に浮かびました。
まずコートリル2.5mgを飲みました。でも、しばらく待っても変化はあまりありませんでした。隣で眠っていた夫に声をかけ、これまでの経過を伝え、コートリル10mgを追加しました。
この時間帯に、これほどの量を飲むことはほとんどありません。それでも、この時は必要だと感じました。
悪寒で体が震え、体もかなり冷たくなっていたので、夫が布団乾燥機で、ベッドごと温めてくれました。その後、少しずつコートリルが効き始め、そのまま朝まで眠ることができました。
もしあのまま飲まずにいたら、どうなっていたのかは分かりません。ただ、何もせずにやり過ごせる段階ではなかったと思います。
私にとっては、体調の初期サインを見逃さないこと、そして「いつもと違う」と感じた時には迷いすぎず対応することの大切さを、あらためて実感した出来事でした。