質問
吸入薬のステロイドで体が楽に感じることはある?
補充療法を始めて、喘息のコントロールが良くなってきたため、吸入ステロイドを減らす方向で調整しています。ただ、ステップダウンしたあとに、ステロイドの離脱症状のような体感になりました。吸入薬でも全身への影響があるのか、それとも別の要因なのかが分からず、どう考えればいいのか迷っています。
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私も、吸入薬を使っていた時期は、ステロイドの影響なのか、体が少し楽に感じることがありました。吸入ステロイドは主に気道に作用する薬ですが、わずかに全身にも吸収されるため、長期間続けることで副腎の働きが抑えられる可能性があるとも言われています。
そのあたりも含めて、必要性とバランスを見ながら調整していくことが大切だと感じています。
吸入ステロイドは主に気道で局所的に作用する薬とされていますが、一部は肺や消化管から吸収され、全身に移行することが知られています。
そのため、使用量や期間によっては全身性のグルココルチコイド作用を示すことがあり、体が楽に感じるといった体感につながることがあります。
また、長期間使用していた場合には、視床下部ー下垂体ー副腎系(HPA軸)が抑制されていることがあり、減量や中止の際に相対的なコルチゾール不足の状態となり、不調として現れることがあります。
さらに、吸入ステロイドの減量によって気道の炎症コントロールが変化すると、呼吸状態や全身の負荷が変わり、それが体調の変化として感じられることもあります。
このように、吸入ステロイドの調整時の体調変化は、全身への吸収、HPA軸の影響、呼吸状態の変化など、複数の要因が関与している可能性があります。