質問
コートリルの追加は治療の経過や副腎機能に影響する?
SNSで「追いコートリル」という飲み方を見かけて、体調に合わせて追加する方法もあることを知りました。ただ、最近はあまりその話を見かけなくなっていて、むしろ「追加せずに過ごせる状態を目指す」という考え方の人が増えている印象があります。
実際のところ、こうした追加(追いコートリル)を頻繁に行うことは、治療の経過や副腎機能に影響する可能性があると示された文献はあるのでしょうか?
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ガイドラインを読むと、長時間作用型のステロイドを継続的に使うと、HPA軸(副腎の働き)は回復しにくくなるとされています。一方で、短時間作用型(コートリルのようなヒドロコルチゾン)は、使い方次第では回復を妨げにくいとされていますが、夜に投与するとACTHの分泌や朝のコルチゾールの立ち上がりを抑えてしまうという点が明確に書かれています。
https://academic.oup.com/jcem/article/109/7/1657/7667842
この前提で考えると、遅めの時間の追加が習慣化してしまうと、結果的に長時間ステロイドが体に入っている状態に近くなり、HPA軸の回復を邪魔してしまったり、残っている自発を抑制する可能性はあると思っています。
特に、夕方〜夜にかけての追加が当たり前になってしまうと、朝のコルチゾール分泌のリズムに影響が出やすい、という点は意識していたほうが良いのかもしれません。