質問
胃腸の不調にはどう対応していますか?
胃腸の調子が崩れることが多く、日常的にお腹の違和感や不調を感じることがあります。ただ、これが単なる胃腸の問題なのか、それともコルチゾール不足と関係しているのかがよく分からず、どう対応すればいいのか迷うことがあります。
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慢性の症状の場合は、ミヤBMでベースを整えて、一時的にコルチゾールに影響しにくいファモチジンを使うことがあります。ただ、もともとコルチゾール不足が関係している場合は、薬だけでは効きづらいと感じることもありました。
慢性的に続く胃腸の症状に対しては、コートリルの量を増やすのではなく、食事や腸内環境の影響も含めて見直すようにしていました。
急性の症状の場合は、胃腸の症状だけであれば、まずは休んだり様子を見ることが多いです。動悸や全身の脱力感などが一緒に出ているときは、少量(1.25〜2.5mg)の頓服を検討することもあります。
コルチゾールは消化管の運動や血流、自律神経のバランスに関与しているため、不足している状態では胃腸の動きが不安定になり、腹痛や下痢、食欲低下などの症状として現れることがあります。
また、コルチゾールはストレス反応の調整にも関与しているため、精神的・身体的な負荷がかかった際に、自律神経を介して胃腸症状が出やすくなることがあります。
一方で、感染性腸炎や機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群など、もともとの消化器の問題でも同様の症状が出るため、症状だけで原因を切り分けることは難しいとされています。
そのため、見分ける際には、胃腸症状が単独で出ているのか、それとも全身の脱力感やめまい、動悸などを伴っているのかを確認しながら、休息や時間経過で改善するかどうか、また他のストレス要因や体調の変化が重なっていないかといった点も含めて、全体の状態を見ていくことが重要とされています。
また、コルチゾール不足が関与している場合には、消化管からの吸収自体が不安定になることもあり、内服薬が効きにくく感じることがあるとされています。
このように、胃腸の不調は単一の原因ではなく、消化器そのものの問題とコルチゾール不足が重なって現れることがあるため、全体の状態を見ながら対応を分けていくことが重要とされています。
副腎皮質機能低下症の補充療法の専門書には、続発性の方で補充が過剰になると、胃腸炎や胃潰瘍になることがあると書かれていました。胃腸の症状って、コルチゾールが足りないと思いがちですが、実は過剰投与が続くことも胃腸の粘膜を荒らす原因になるようです。
参考:
https://adrenal-insufficiency.com/forum/765/
これを知っておくと、不調のときに「単に増量する」のが正解とは限らない、という冷静な判断材料になると思いました。